先日、ラベルデータ作成の段階から弊社にお仕事のご依頼を頂きました。
通常は
イラストレーターというソフトでデザインされたデータを頂く形ですが、すでに希望されているデザインがあり、拝見したところ弊社でデータ作成可能な内容でしたので、お見積りさせて頂いた上でデータからのお仕事をさせて頂きました。
ほぼお客様の希望されているデザインですが、こういったデザインの場合、通常4色プロセス印刷といって、黄色、赤色、青色、黒色の4版を作製して印刷し、さまざまな色を表現します。
しかし、今回は3版でお客様が希望されているデザインに近い形で色表現が出来そうでした。
3版になれば1版分の製版費が浮きますし、印刷作製費も1色分安価になります。
ただ、実際の印刷色は画面上やプリントアウトした色ではなく、あくまでもラベル専用印刷機で印刷した色になります。
ですので、印刷してみないとわからない部分があります。
ですが黄色の部分が青になってしまうような事はないので、その旨をお客様に提案するとご承諾頂けたので、3版でラベル作製を進めました。
結果、こんな感じです。
やはり画面上と実印刷では色の出方が変わりますね。特に今回は上質紙といってインキを吸いやすい素材でしたので、色が濃くなりがちでした。
この仕上がりでお客様からOKを頂き、本日納品致しました。
こちらから提案させて頂くことも大事だな〜と、改めて思った作品です。